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第六十五段 ダヴィンチ・コード読了

本日というかつい先ほど、ダヴィンチ・コード(文庫版)を読了しました。
映画は見ていませんが、不評だったとか。確かにテーマは壮大ですが、映画にするには物足りないかも。決して原作がつまらないわけではありません。最後が気になって一気読みしたくらいですから。

どなたかの映画評で
「本を読んだ後に映画を見れば、いろいろなことが再確認できる。
 でも読む前に映画を見たら、いらいらして本を買って確認したくなる。
 本を買わせると言う意味では、映画は成功かもしれない」

と言うのがありました。

実際そうかもしれません。
ミステリーとしてはおもしろいし、名所旧跡を回って観光気分になります。
原作を読んだ後に映画を見ているのであれば、きっと頭の中で思い描いていたものが映像化されてそこそこ楽しめるでしょう。
でも原作を読んでいなかったら訳がわからないところたくさんあると思います。映画ならではのストーリー展開があるそうです。

基本的に私は、原作か映画かどちらかを見る主義です。両方見てしまうとイメージが崩れるので。でもこれは原作を先に読んでいれば、そこそこ映画も楽しめる作品になると思います。

映画だけを見ると後悔しますよ。

安い文庫版でもいいから、一読されることをオススメします。

決して図書館で借りてはいけません(笑)。

私はこのシリーズの第1作を明日(と言うか今日)買ってくるつもりでいますが、こちらはローマはヴァチカンでのお話とのこと。

もしこのシリーズが続けられるのならば、必ずや

「世界を股にかけた浅見光彦シリーズになる」

ことを予言して、お布団に入らせていただきます。

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第六十四段 お中元

お中元の季節になりました。というか、今日届きました。
(うちも早く注文しないと)

いつも自分がもらってうれしいものを頼んだり、相手の人数や男性女性の比率などを考えて頼んでいます。
人数が少なかったら、数が少なくても高級感のあるもの。
人数が多かったら、ジュースなど皆さんに行き渡るもの。
女性が多かったら、有名なお店のお菓子など。

ちなみにうちがいただくもののNo.1はなぜかビール。
臨床系の医局でしたら、夜食の時に飲んだりするのでしょうけれど。
とは言うものの、冷蔵庫に入れておけばいつの間にか無くなってます(笑)。

私は缶チューハイが欲しいですとお礼状に書いていいですか?
って聞いたら、ダメって言われました。ザンネン。

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第六十三段 携帯電話

私の手元に携帯電話があります。亡くなった兄のもの。
誰も契約解除の手続きをしなかったから、私がしようと思って実家から持ってきました。

でもDocomoに行く気になれなくて、ホルダーに差しっぱなしにして1月。
ある日メールが届きました。兄のメル友からでした。
私が兄は亡くなったことをメールすると、驚いて・・・。

次の日にはDocomoに絶対行こうとバックに入れておいたら、聞き慣れぬ着信音。父と兄の仕事仲間で、私も名前はよく聞いたことのある方から。
兄にかけたのに、女性が出てびっくりしてた。私が父も兄も亡くなったことを話すともっとびっくりしてた。

でもね、私はもっとびっくりしたの。
だって次の日には本当に解約していたから。
次の日にはつながらない電話だったから。

おとうさん。
私おとうさんが苦手だったけれど、最後の数年はわかりあえてた気がする。

おにいちゃん。
いつも私たち仲良かったけれど、最後の数年はかばい合ってた気がする。

もう発信音のない携帯を握りしめて考える。
おにいちゃんはこの携帯を心のよりどころにしてたんだって。
実家、妻の携帯、娘の携帯、私の携帯。
この携帯からつながってた。そう思うと涙がこぼれてくる。

だからずっとホルダーに差したまま。
おにいちゃんの発信記録も、着信記録も、メールも、全て残しておきたいから。
惜しむらくは、音声メモを再生してもおにいちゃんの声が入っていないこと。

でもいいの。私忘れていないから。
私の頭の中では、おとうさんの声もおにいちゃんの声もはっきり聞こえるよ。

今宵は亡き人を偲んで泣いています。

おとうさん。
おにいちゃん。
会いたいよ。
さびしいよ。
もっと一緒にいたかったよ。

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第六十二段 研究費の不正受給・続々編

今日、昼食中のボスのためにコーヒーを入れていたときのことです。

ボ「あの先生かわいそうだねえ」
や「へ? どの先生ですか」
ボ「早稲田の・・・」
や「あ〜あ。確かにかわいそうですね。
  不正と言っても、自分のために使っていたわけではないでしょうからね」
ボ「お金もらいすぎたんだよ。
  たくさんもらったら使い切れないもん」
「でもあの話は本当でしょうか? 
  投資運用していたというのは・・・」
ボ「あれはね〜〜。(しばし無言)
  でもさ。あの教授2回目らしいよ」
や「へ?」
「2年前にも同じことして見逃してもらったんだって。
  それでもって、今さかのぼっていろいろ調べられていて
  
当時の研究院長も処罰の対象だってさ。やだねえ」

絶句。。。orz

税金の無駄遣いだと憤慨なさる皆さまへ。

たいていの研究者はまじめにやっています。

たいていの事務方もまじめにやっています。

お願いですから、白い目で見ないでください。

どうぞよろしくお願いいたします。

少なくとも私たちはまじめにやっています。

(2006/06/30追記)

某教授さま、辞職届を出されたそうですね。
どうなってしまうのやら。スケープゴートとしか思えない。

真に科学技術振興のための研究のために

お金を出してくださるのでしたら、

「年度の区切り」とか

「書類の不備」とかに目くじらたてず

ある程度の裁量を研究者や大学に任せて

もっとおおらかに、広い心を持って、

暖かい目で見守っていただけるのが

一番の科学の発展への近道だと存じますが。

いかがでしょう。

日本学術振興会さま、及び文部科学庁さま。

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第六十一段 親の心、子知らず

今では退化してしまって、親知らずそのものがそもそもあるべき位置に作られないという若者がたくさんいると言われています。

私は残念なことにまだ退化していない世代で、親知らずは4本ともありました。しかし顎の大きさが親知らずに都合よくできていなかったようで、横向きに出てきたり、横の歯を押しのけるため、時々痛んだり・・・。
今回年に一度の歯科検診を受ける際、抜くことにしました。
上の歯2本は以前抜いてあったので、下の2本だけ。

まだ少し痛いのですが、かみ合わせが少し変わったような気がします。
歯のかみ合わせというのは体にとってとても重要なものと聞いたことがあります。かみ合わせを修正することによって、頭痛や肩こりがなくなることもあるとか。私は頭痛持ちの上、緊張のあまり歯を食いしばっていることが時にあり、あまりよくないよ、と以前から歯科医に言われていました。

親知らずとは、以前は親が亡くなった後に生えてくるから、そう呼ばれていたそうです。私の親知らずはありがたいことに、私の両親を知っています。
でも「親の心、子知らず」はその通り。私は親不孝者です。
もっと親や祖先に感謝する心を持たないとと思いつつ、自分の育った環境を考えると、うまく生きていくことができないのはそのせいかとため息が出ます。自分が社会に適応できないのを、生まれ育ちのせいにしていると批判されたこともあります。

それでも生きていくのが苦痛なときもあって、がんばって生きているだけでせいいっぱいなのです。

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第六十段 研究費の不正受給・続編

読売新聞の記事は本当でしょうか。
これはショックです。

教授は不正受給額のうち約900万円を

投資信託で運用していた。

 

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第五十九段 実験

実験というものは、とにかく時間のかかるものです。
秘書である私にはよくわからないものの、仕込みにかかる時間は多く、時間待ちもまた同じく。
ですから途中で実験を失敗したり、期待した結果が出ないときは、顔で笑って心で泣いて。

ああ、また最初からやり直しだ〜。

マウスを仕込むとこからだ〜。

また注射して、時間待ちして〜。

ああ、またなのね〜〜〜。

みたいなことになるらしいです。

もちろん全ての実験が成功するわけではないし、全ての結果が論文作成に結びつくわけではありません。
何度もの失敗、やり直しを繰り返して、一筋の光明の指すところにたどり着くわけです。

そんなラボのみんなを私はこっそり尊敬しています。
(別にこっそりでなくてもいいんでないかな?)

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第五十八段 周りが医者の欠点

今まで私は

秘書は周りに医者がたくさんいて、相談に乗ってもらいやすい

と思っておりました。
それはもちろんそうなのですが、逆もあることを今日知りました。

私はドライ・アイです。コンタクトを入れている上に、パソコンが大好き。毎日夕方になると、眼がごろごろしてきます。

先日歯医者さんに行ったときに「ここ数日、口の中に炎症があるせいか、唾液が多いのです」と訴えたところ、唾液量チェックをしてくださり、「標準の下限ぎりぎりですね」とのこと。
ということは、普段はもっと少ないってこと?
唾液の量が少ないと、口の中が不衛生になり、虫歯も増えるそうです。

それを職場のDrに話したら、
「シェーグレン症候群じゃない?」
なんですか、それ?

それからあとの仕事の時間は、インターネットで病気検索をしていたことは言うまでもありません。たぶん大丈夫だと思うんですけれどねぇ。ちょっと不安。

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第五十七段 ボスって何?

秘書に限らず、研究者も、営業の人も、事務の人も、どんな人にも言えることですが。

ボス(上司)って何?

と声を大にして言いたいときがあります。
一生懸命した仕事を見てくれないとき。
この間から一生懸命伝えていることを、なかなかわかってもらえないとき。

今日は職場のS先生がそうでした。

今日は豪雨の中研究会があり、ボスとS先生が出席しました。
当然のことながら、S先生はボスが一緒に行くことを知っています。

ボスが研究会から戻ってきました。用事があるので早めの時間です。ちなみにS先生は直行直帰です。

や「お帰りなさい。早かったですね」
ボ「早かったよぉ、直通だったもんね。
  時刻表調べてくれてありがとう」
や「よかったですね、すごい雨でしたからお疲れ様でした」
ボ「そういえば向こうで、S先生にあったよ

・・・いえ、会うの当然ですから。一緒の研究会だし。

ボ「こんにちはって言われてびっくりしたよ」

・・・いえ、会って当然ですから。私出張届、二人分書きましたし。
   それに会ったら挨拶するのも社会人として当然ですから。

このように、成果もスケジュールも把握されていないのは哀しい。
ついでに親知らずを抜いても、さほど痛くないのも哀しい。
来週は右の下の親知らずを抜きます。。。

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第五十六段 研究費の不正受給について

本日総務より配布された新聞の切り抜きを見ていました。
毎朝総務の人が各種新聞を見て、医療関係や国の政策、小さな講演会に至るまで見つけ出して切り抜いてくれるのです。

その中に「早大教授、科研費を不正受給か?」というのがありました。

ご覧になった方々は「ぬあにぃ、我々の血と汗の税金を!!」とお怒りになるかもしれません。しかしながら、たいていの場合、

「不正受給=私腹を肥やす」ではないのです!

税金の無駄遣いというと、つい思い出してしまうのが、年度末の道路工事。たいていの方はご理解していらっしゃると思いますが、あれは年度内に予算を使い切らないと、次年度減らされてしまうと言うよくわからない制度のために、泣く泣くやっているものです

科研費等の支給もまた同じで、年度末に使い切らなければなりません。しかも3月中旬に報告書を出さなければならない関係上、2月中に注文終了、遅くても3月上旬納品でなければならないのです
だから3月になって、「あの実験したい」なんて思っても、そのお金は残っていません。新年度の4月まで我慢です。
これってぜったいおかし〜。

また大型機器は、4月の申請時にあらかじめ申請しておかないと買えません。うちのラボでも、「今年は遠心機壊れそうだから申請しておこう」とか「冷蔵庫いっぱいだから、書くだけ書いとこう」ととりあえず書いておきました。
申請しておかないと買えないのですが、申請したからと言って買わなければいけないわけではありません(笑)。
これもぜったいおかし〜。

たいていの研究費不正受給というのは、こういう年度の狭間に行いたい実験や、突然必要になった備品の購入資金、さらには大学院生に海外の学会に行かせてあげるための旅費などに使われていると思います。
うちではありがたいことにプールしていないからわからない〜。

だから「不正受給」と言う言葉は使って欲しくないのです。
せいぜい「正規じゃないお金の使い方」と言って欲しい、

やぎりんなのでした。

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第五十五段 一物でもいいから・・・

昨日書いた「天は二物を与えず」。
おもわずのけぞってしまうようなことが今日あったので、書いてしまいます。

朝早く出入りの業者さんが上司さんを連れてご来訪。ボスのところに行ってなにやらごそごそとご相談・・・。聞こえないけれど。
そしてボスのお部屋から出てきて、私のところに一直線。

開口一番。
「金曜日に倒産しました」
「へ??」
「僕たち一斉解雇されました」
「冗談です・・・よね?
 先週会ったときは、そんなこと言ってなかったじゃないですか」
「僕たちも金曜日まで知りませんでした・・・」

もしかしたら、こんな私でも、ましなほうかもしれない。しみじみそう思ってしまった朝でした。

でも
「僕たちのことはさておいて、取引先にお知らせしないとと思って」というお言葉に泣けました。
皆さまの再就職のご成功を願います。

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第五十四段 天は二物を・・・

最近ブログにはまっております。とくに女医さんのブログ。
検索かけたり、リンク貼ってあるとこから飛んだり、ランキング見たりして、いろいろ探してます。心臓外科、内科、産婦人科、整形外科・・・なんでもありです。

夕べは基礎系の研究者のブログを徹夜で見ていました。おもしろくて、うちの研究室と比較したりして。しかもどうどうと本当の研究室のサイトまでリンクしてあったので、「この人が・・・あの人かあ〜〜」などと想像するのもいと楽し。

そんなことしていたら、落ち込んできてしまいました。

天は二物を与えず」と言ってるのに、この人たちは。
医師免許という葵の御紋だけでなく、文才、女性としての魅力、仕事のやりがい、その他諸々いろいろ持っているぢゃないか〜〜〜。

泣けてきました。
一瞬だけ医大に入りたいと思いましたが、暗記力が低下しているのですぐにあきらめました(泣)。

私も二物を与えられたかったよぉ・・・。

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第五十三段 厚生労働省へ要望

悩んでいることがあって、精神科を受診しました。昔もそうだったけれど、精神科は敷居が高いですね。心療内科などと名前は変えていても、受診しにくいのには変わりない。

ビルの上の方、クリニックビル、ちょっとした裏通り。
もちろん受診する側に立って場所は選ばれているのでしょう。でもそれって「精神科は行くのが恥ずかしいところ」という前提に立って開院場所が決められているってこと? 
それになにより、受診したいと思って予約を入れても、半月待ちは当たり前。うちの近くでカウンセリングが得意と言うところは2月待ちでした。もちろん初診の時は1時間近くかけて、受診者のバックボーンを聞かなければいけないのですが、それにしても時間かかりすぎ。

私は悩んでいることについてのアドバイスを求めに行きました。なのに「一度話しただけではねえ」と素っ気ないお答え。
病気の人だけが精神科に行くのではなく、なにかを悩んでいる人が相談しにいけるような場所にすれば、こんなにも精神疾患の患者が増えないんじゃないんでしょうか?
病気がひどくなってから、治らない、とか、自殺率が高い、どうしよう、と悩むより、もっと初期的な段階で気軽に相談できる機関を設けることで、罹患率も自殺率も、そして何より医療費も少なくすることができると思うのですが。いかがですか? 厚生労働省のみなさま。

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第五十二段 五月病??

最近少し調子の悪い私です。
もともと本は大好きだったのですが、ここのところ活字中毒とでも言えるほど。職場でも時間があれば本や人のBlogを見ているし、家に帰っても同じです。

それでふっと考えたんですが、これってもしかして五月病??からの逃避行動??
他人との接触が煩わしくて、活字に逃げているのかも。

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