第百一段 京都旅行 第2日目
京都旅行二日目です。
台風が九州に近づいてきています。
台風と一緒に鬱もやってきました。
朝食を済ませたあと、外出するまで少し時間がかかりました。
せっかく決めた日程表ですが、空と私の心のお天気のため変更を余儀なくされることになりました。
広い畳の本堂でした。
日曜日のためか朝の説法を行うようで、とても厳粛な雰囲気。
とても長い時間座っていたような、それとも数分間だったのか。
外から観るだけでなく、中に入ってお坊さんたちと時間を共有できたこの寺が好きです。
現在お住まい中とのことで見学はできませんでしたが、中に売店があり見取り図を購入することができました。
この長屋門がとても立派。
式台の玄関。私たちはここから部屋にあがりましたが、普通は横にある勝手口(?)から出入りします。
とても天井の低い家で、よくこんな家で刀が振り回せたものだと思いました。しかしもう争い事のない時代だから、刀を振り回す必要がないように、天井の低い家を造らせたそうです。
私がまさに座っていたその場所に、約100年前芹沢鴨が寝ていて、そして暗殺。
私たちの服装だけが現代風で、家も庭も昔のまま。
私たちが生まれたときは戦争も終わっていて、内乱もなく、平和憲法を遵守している国で本当によかったと、そしてここで戦っていった人たちはその平和の礎を作ってくれたのかもしれないと思いました。
離れのあった場所には今はおみやげ屋さんのお茶室があり、抹茶をいただきながら、ゆっくり昔から今へと戻って参りました。
この橋より上流は、保津川。
この橋より下流は、桂川。
歩き疲れたせいもあり、緑豊かな庭園を眺めながらゆっくりしてしまいました。
庭園の池には鳥が一羽いて、初めは置物かと思っていたら、動いていたのでびっくりしました。
バスで市内に戻ります。北野天満宮前で下車。
疲れてしまって地図が読めません。
お腹もすいてきたし、雨も降ってきました。
少しくらくらするのでおそば屋さんで昼食。
普段あまり出歩かない私がこれだけ行動すると、しんどいです。
昼食を食べて店の外に出ると、雨がやんでいました。
店の横が天満宮。
食事の前は本当に疲れ切っていたみたいです。
参道の途中にある牛の置物。
「これに触ると願いが叶うんだって」と母に言ったら、うれしそうになで回していました。
何を願っていたのでしょう。
境内の壁に安倍晴明の不思議な行動が書かれていました。
それをじっと読んでいる母に、高田崇史「QED 式の密室」で得た知識を話したくなりましたが、がまんがまん。
だってたくさんの人がいらしていたのですから。
私はこの京都のために「式の密室」と「龍馬暗殺」「六歌仙の暗号」を再読しました(笑)。
疲れ切って、楽しみにしていた床の京懐石をキャンセル。
この時点では雨は降っていませんでした。
部屋で少し休んでから、ホテル内のレストランで食事。
夕食後、小雨の中高台寺の夜の一般公開に出かけました。
タクシーに待っていてもらって、さっと一駆け。
兄の形見のデジカメでは、夜の庭園やライトアップされた建物がうまく写りません(私の腕が悪いんですけれど)。
フルートの演奏会が開かれていて、とてもいいムードでした。
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